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逆浸透(R.O.)とは?
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逆浸透(R.O.)とは?
R.O.システムの歴史
1950年 |
フロリダ大学やカリフォルニア大学で水処理法としての人口半透膜の研究が始められ相次いでアメリカ政府が、ディユポン・コダック社の企業に巨額の補助金を出して逆浸透膜技術開発にあたらせた。 |
1960年 |
海水を真水に変えたり、真水を超純水にするなどの技術が完成し、やがて家庭用浄水器としても使用される。イオン交換膜法海水濃縮製塩装置・試運転開始非対称アセチルセルロース逆浸透膜開発。 |
1970年 |
海上で飲料水確保のために、イギリスの豪華客船クイーンエリザベス?世号に採用され以後、客船・漁船・軍艦に至るまで、ほとんどの船舶に逆浸透の造水装置が積み込まれそれにより水補給のための寄港の必要がなくなり、船足を格段に速めることとなった。 |
1981年 |
アメリカ航空宇宙局(NASA)のスペースシャトル・コロンビア号に逆浸透膜装置が試験搭載され、宇宙飛行士の循環飲料水(尿を浄化して飲み水に使用)として用いられた。 |
1982年 |
イギリスとアルゼンチンのフォークランド島紛争では、海上で軍艦の戦いとなったため世界中の逆浸透メンブレンが姿を消したというエピソードが残されている。 |
1986年 |
逆浸透膜浄水器 日本に輸入販売される。 |
1988年 |
I・O・C(国際オリンピック委員会)も導入。(ソウルオリンピック) |