逆浸透(R.O.)とは?

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逆浸透(R.O.)とは?

逆浸透膜のメカニズム

 逆浸透膜のメカニズム

半透膜とは?
動物や植物の細胞膜は半透膜と呼ばれ、水溶液からの水の分子だけを選択的に透過させ、他の溶解液は通しません

通常浸透
通常は水分子は純度の高い液体から純度の低い液体へ半透膜を通って移動。 図では純度の高い真水は純度の低い食塩水の方へ半透膜を通って移動していきます。この現象を通常浸透(Normal Osmosis)といいます。
水分子は釣り合いのとれる所まで半透膜を通って移動し、やがて止まります。この釣り合いがとれた時の圧力が浸透圧(Osmotic Pressure)といわれます。

逆浸透
それでは、食塩水の方に浸透圧を超える圧力をかけるた場合。今度は、水分子だけが半透膜を通り通常浸透とは逆に移動していきます。
通常浸透と逆の現象を逆浸透(Reverse Osmosis)といいます

R.O.システム
この『逆浸透』のメカニズムを応用したシステム。
50年代にアメリカで海水淡水化の研究が始められ、それと同時に人口の薄膜(半透膜)の開発も進みました。

浄水システムとしては、もともと海水を真水に変える大型プラント用に開発されまましたが、NASAのスペースシャトルにおいても人体から出る水分を含むすべての水をリサイクルして飲料水を還元する装置として採用されて以来、その優れた浄水機能は世界中から注目を集めています。

これを小型化し、ご家庭でも水道水を安全な水に変えられるようにしたものが、この「逆浸透膜浄水システム」です。